おもに1歳未満の赤ちゃんの時期についてです。
いつもながら非常識な見解です。
自分の娘の教育方針では、妻とけんかになることも珍しくありません。
その程度のこととして、お読みくださいませ。
揺らがぬ強さを
以前にも英才教育には興味がない、と書きましたが相変わらず興味はありません。興味があるのは、
いかにしたら体の自然が確かなものになってくれるか?
体に自然の摂理・法則が身につくか?
それが揺らがぬ強さを持てるか?
ということだけです。
物が落ちる、水が流れる、風が吹く、雨が降る、陽が射す、花が咲く、葉が落ちる、枝が揺れる、種が転がる、、、、、
なんでもいいのです。
いわゆる自然はさほどない環境ですが、自然を感ずる機会はいくらでもあります。
いろんな場面で、なるべく体いっぱいに感じてもらえるようにしています。
物が落ちる
物が落ちることだけでもいろいろやります。身近な例では洗濯物を洗濯ばさみからはずす時に、落ちることを一つ一つ見せました(目が動くようになってからです)。
興味を示さなかったり、不思議そうに見たり、手を伸ばそうとしたり、反応はその時々です。
体で感じてくれるようにタイミングを計りながら落とすと、不思議なことにそれが安心になったり、笑顔になったり、不安を誘ったりします。
いろいろと...
外出時に風が吹けば、抱きながら風を一緒に受け止めるように心がけます。こちらが風を嫌がると一緒に嫌がることを覚えます。「すごい風だねぇ」とか
「いい風だねぇ」とやります。
風という自然現象を、そのまま受けてみることから始まったほうがいい気がします。
雨でも同様です。
さすがに赤ちゃんを濡らすことはしませんでしたが、室内では怖がらないようにしながら窓際でよく抱いてました。
雨音という自然な音やリズムを感じて欲しかったのです。
「ト、ト、ト」なり「ポツ、ポツ、ポツ」なり
怖くないように一度真似をするのも心の準備になります。
雷も同様です。
雷が鳴った日など、私は帰宅すると妻に
「雷見たか?怖がってなかったか?」
とよく聞いてました。
妻も結構そういうのは好きらしく、いろいろやっていたようです。
「見た見た」とかやってるんですからおかしな夫婦です。
雷を怖がることも大切ですが、雷神のような「強さ」や「畏れ」を感じてもいいのです。
閃光に脅威したり、壮快を感じたり、とにかく必要以上に恐怖を与えないようにしながら、体一杯に感じてもらえるように工夫します。
お月さまもよく見せます。
月の光はやわらかいので安心です。
長いこと見ていても体に障(さわ)ることは少ないものです。
(赤ちゃんにとって光は大きな刺激です)
満ち欠けもあり、雲に隠れることもあり、大きさ、色合い、
とにかく表情が多彩です。
娘は10分も20分も見てることもあります。
そうそう、シーツをパタパタと波打たせるのもよくやります。
これはかなりの興奮です。
本人にやらせてると、いつまでたっても布団が敷けないのが困りものです。
まとめ
例を挙げるとキリがないのでこの辺にします。そうやって自然を身につけて何がいいの?
と問われれば、
「不自然なものを感じられるようになる」
「自然体という強さが身につく」
ということです。
出来の悪い夫婦ですので、過度な期待はしていないのですが
「自然さ」と言いますか
「当たり前さ」と言えようか
そんなものをしっかりと身につけたほうがいい気がしています。
※赤ちゃんにとって光や大きな音、振動などは大きな刺激です。
その点、よくよく気をつけてください。
面白いと思われた子育て中の方、どうぞコメントを!
(2009/06/08 シーツパタパタの話を加筆)
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