2011年7月25日月曜日

意味のない遊び:ほっぺグルグル

娘ともそうですが、姪たちとも意味のない遊びを私は仕掛けます。


姪たちのホッペをゼンマイを巻くようにグルグルとやります。
痛くもかゆくもないですが、
「うぎゃ~」と逃げ出します。


ほお骨のあたりに、しっかり肉がついているのは体力の象徴、ということもあり、そこに感受性を向けている、という意味も多少あります。

「ほっぺグルグルだぞ~」
「うぎゃ~~~~」

まんまと逃げてくれます。なにしろ逃げてくれないとこの遊びは成立しません。

追いかけるのをやめて座っていると、
両手でほっぺを隠した姪たちがやってきます。
おかしな光景です。
なんだかニヤニヤドキドキしているので、

「ほっぺ出せ~~」
「うぎゃ~~~」



ふだん娘と意味のない遊びばかりしているので、娘はルールのある遊びをあまり知りません。
そのせいか幼稚園で担任の先生に
「理解が他の子より遅いことがある」

と言われてしまいました。
それは私のせいでしょう。

悪いな、と思いながらも改めることなく、やっております。

2011年7月5日火曜日

排泄の力

昔から
「出物腫れ物所嫌わず」

と言われております。
排泄が如何に嫌われてきたかをよく物語っております。

しかし、排泄は生命の能力なのです。
食べた物、吸った空気、何もかも貯め込んでいたら健康は愚か、命の危険にさらされます。

不都合であるからと言って、何でも止めていいものではありません。

そこで“排泄は力”とあらためて考えてみませんか?



整体では排泄を止めることはほとんどありません。
むしろ歓迎して、しっかり出すことを目指します。
時には数ヶ月続くこともありますし、一年のうちである時季に排泄が始まることもあります。
そして重症であれば、年単位で続くこともあります。


整体で言う排泄は範囲がとても広いものです。
下痢や大小便は言うに及ばす、鼻汁、皮膚病、帯状疱疹、目やに、垢、汗、、、、

体は様々な形で排泄をいたします。

何を排泄するかといえば、
病原菌はもちろん、古傷、何らかの毒素、過去に処方した強い薬の排泄、、、
昨今で言えば、放射性物質も排泄していると思います。


最近、私の右の鼻から汚い鼻汁が沢山出始めました。しばらくすると右目のまわりに鈍痛が起こり、頭痛も始まりました。
その痛みに、中学生時代の打撲を思い出しました。
おそらく古傷が出ているのでしょう。

その少し前には前腕に湿疹が出てきました。そして首にも出てきました。出方が今までにない出方だったので、放射線の影響を疑いました。
このあたりはホットスポットと呼ばれているエリアのせいか、下痢やインフルエンザも流行っております。
娘も今までに見たことのない湿疹を出し、度々下痢をし、喉の痛みを訴えるようになってきました。

うちに来る方々の体の状況からしても、影響が出始めたように見ております。
整体操法はもちろん、体操や蒸しタオルをアドバイスして対処しております。
大きな熱を久しぶりに出して、すっかり体が清算された方もおりました。

あまり深刻になるよりは、おおらかに生きるほうがいいと思いますが、
“排泄の力”に頼ることを考えるいい機会かと思います。


世の中では「捨てる技術」とか「断捨離」が流行っているようですから、

体に関しても、「捨てる技術!」、目覚めてみてはいかがでしょうか?

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