2012年5月31日木曜日

私の徒然思考日記

こちらが話したことを丸ごと返事に入れる人がおります。

「〇〇が××した場合はどうするんですか?」
「〇〇が〇〇のまま××したような場合ですね。
   その場合、私はですね、、、」
   
こちらの話より長くなっていることも珍しくありません。


言いながら考えている。
分かってるぞ、という主張をしたい。
自分のペースに持ち込もうとしている。
いろいろあるでしょう。

国会や記者会見なんかでは多いですね。
みな慎重に話すからなのでしょう。

私がいつも面白いな、と思うのは、
話しながら本人に合う形にして、
頭の中に仕舞っているような印象を受ける人たちです。

なんだか頭の中を店開きしてるような、
棚卸しをして仕舞い直しているような、
不思議な印象を受けます。

多かれ少なかれ誰にもあるので、
人間の認識方法としてスタンダードなのかな、
などと考えています。


{2468}
と数字が並んでいたら、
大抵の人が「偶数だ」と翻訳して認識します。
{1245}
と並んでたら、
「3が抜けてるな」と認識します。

あるがまま記憶するよりも、
効率がよかったり、悪かったりするのでしょうが、

物事に対し、
別の角度や新たな論理を見出そうとするのは、
人間に顕著な志向なのだと思います。

おそらく男性にとても強くあると思うのは、
私だけでしょうか?

だから男性は時に
暴走的な論理や
誰にも理解不能な論理に走るのだろうと思うのです。


サヴァン症候群と呼ばれる症状、
映画レインマンで有名になりました。
見たものをそのまま記憶する能力が
極端に発達していることがあります。
画家の山下清もそうだったと言われてます。
旅から帰って詳細な映像記憶を元に描けたからです。

私はいつも思うのです。
見たものをそのまま記憶するというのは、
論理を通すことなく認識することではないか、と。

サヴァン症候群の男女比は、
男性が女性の数倍あるそうです。
これも意味深く感じます。

男性はこうした認識活動で、
非常に大きな振れ幅を持ちやすいと思うのです。


私の徒然思考日記でした。

昔から考え方が変わってる、
と言われる私は、少々暴走型なのかもしれません(^_^;)

2012年5月20日日曜日

伝説の迷路


この本、面白いです。
親子で楽しんでます。

タイトルは迷路となっていますが、
隠し絵が入ってるのが面白いんです。

各ページに10以上あるので、
結構時間がかかります。
結果、迷路はほとんどやってません。

隠し絵というのは、
なぜ見つけると嬉しいんでしょう?
写真に隠れてたら、
心霊写真なんでしょうが、
人が描いた絵なら怖くはありません。


隠し絵を探す時、
普通どうするのでしょう?

私は全体をぼやっと見て、
違和感のあるところを探します。

ところがこのやり方だと、
自然物に隠されているものは(例えば森)
見つけやすいのですが、
人工物に隠されているものは(例えばビル)
見つけづらいのです。
これは発見でした。

整体に来た小学二年の男の子は、
本をソファに置き、
立ち上がって俯瞰してました。

幼い割に物事を俯瞰的に見れる子です。
この子の感受性の方向が現れていて、
興味深かったです。

娘はどうやって探しているのか?
今のところ分かりませんが、
分からないと、顔を近づけるのが特徴です。


この迷路シリーズ、
何冊も出ていまして、
一つずつ読んでいます。

四冊読んだ中では、
伝説の迷路がダントツ面白かったです。
小さい子のいる方なら、
親子で楽しめるかと思います。

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