■肘湯、蒸しタオル。
【肘湯】
肘から先を熱いお湯につける部分浴。
46度程度。測らなくてもよい。火傷しない程度に熱いと感じる温度が目安。
時間は6分前後。
途中で差し湯を一回して冷めすぎないようにする。
肘から先を入れる場所に困ることが多いと思います。
例えば、、、
シンクに蓋をする。百均に汎用の蓋がある。合わないこともある。シンクは冷めやすいのが難点。
台所用の洗い桶を使う。ジョセフジョセフというメーカーの洗い桶が結構大きい。ドレンがついてるので、ひっくり返さなくても水を捨てれる。
【蒸しタオル】
レンジでチンでOK。
あてる時間は5分くらい。
あてる場所いくつか、、、
鎖骨の間から胸骨にかけて。
肋骨の固いところ。
肩甲骨の間。
自分で固いところが自覚できるならば、そこにあてる。
よく分からなければ、いろいろ試して呼吸が楽になる、深くなるところを探す。
★いちどきに三回までは繰り返してもよい。
★8時間程度は間隔をあける。子供は6時間
★入浴の前後4時間は効果が弱い。
★肌が赤くならないところは働きの弱いところ。
そのほか、経験則など踏まえ参考まで。
【布団を干す】
湿っぽい布団は肺に負担となります。
陽に当てることで、雑菌の繁殖をおさえます。
【洗濯物も陽に当てる】
室内の乾燥対策には部屋干しも有効ですし、私も冬はそのように指導しておりますが、陽に当てたほうが雑菌の繁殖はおさえられます。
【洗剤より石鹸】
洗濯も石鹸の方がきれいになるように思えます。ただの経験則ですが、そのように言う人も少なくはありません。
手を洗うにももちろん石鹸のほうがいいように思えます。台所の洗い物を洗剤でするのと石鹸でするのでは、手の荒れ方も違います。ただし石鹸で洗うと洗い流すのに多少の技術がいります。黒いものを洗うと流しきれないものが見えるので、それを基準にすると分かってきます。
【手の洗い過ぎは感染に弱くなる】
体の表面にはくまなく微生物が住みついてます。住みついてることで生体バリアと言えるものを成り立たせています。
手を洗ったときには、そのバリアに隙間ができます。その隙間は周囲の微生物が増えることでまたバランスを取り戻します。しかしながら頻繁に洗っていると、もとのバランスへの回復が困難になることがあります。あいたところに何が入るかによっては、かえって感染症に弱くなります。
ほどほどが大事ということです。
最後に、、、
歴史を顧みれば、人の往来は感染症の往来でもありました。
それは現代でも変わらないことです。
感染症の往来によって、大きな打撃を受けた地域もありました。
その打撃は現代とは比較にならないレベルのものが沢山ありました。
悲劇的な歴史はありましたが、現在、世界の人々が行き来出来るのは、われわれがある程度適応してきたからです。
自分で工夫できることもありますので、これを期に取り組んでみてはいかがでしょうか。