「どんな枕がいいんでしょうか?」
「先日、オーダーメイドの枕を購入しまして、、、」
特におすすめする枕もないので、そのまま少し話を聞いたりします。
・よく眠れてない気がする
・寝入るまで時間がかかる
・昼間眠くなる
・朝、起きられない
などなど、真意は
「眠りが上手くいってない」
「もっとぐっすり眠りたい」
そういうことなのでしょう。
何か道具を揃えればもっとぐっすり眠れるのでは?
そういう期待をいだくようです。
整体の立場としては、自分の体を変えていくことを優先して考えています。
具体的には、
・体が緩みにくくなっている
・頭の緊張が抜けない
・肺に負担がかかっている
といった原因を考えます。
そして体を観て操法し、相応の体操などを教えています。
”良い枕”については、追い求めればキリがありません。
寝心地の良い枕もありますが、人にもよりますし、体調にもよるからです。
頭が疲れてくれば高い枕が心地よく、呼吸器が疲れればうつ伏せ寝に安心し、御行儀よくと思い仰向けに寝ようにも、食べ過ぎれば仰向けに寝るなんて苦しくて出来ません。
すべての状況に合わすには、枕元に枕をたくさん用意しなくてはなりません。
例え疲労していても
元気な時は寝ながらゴロゴロ動きまわり、体の硬直を解決させてます。
寝ながら体操なり、ストレッチをしているようなものです。
そういう体に変わるほうが理想です。
例えば高い枕が心地よい時でも、
寝ているうちに頭の疲労が解決すれば、
高い枕は無用の長物となり、
跳ね飛ばすなり自分がどくなりしてしまいます。
よく眠れる寝具は有用であっても、万能ではありません。
ほどほどで良いのではないでしょうか?
2011年10月28日金曜日
2011年10月13日木曜日
ヒトはなぜ病気になるのか
整体を学ぶうちに、病気に対する価値観が大きく変わっていきます。
病名や症状よりも、体の状態を見るからです。
風邪などはその最たるもので、ひとつの破壊と、建設へのプロセスを見定めていくことに集注します。
そこで重要になるのはその人のもっている体力となるため、普段から体力を養う方向へ整体操法を行なっていきます。
「ヒトはなぜ病気になるのか」
そんな素朴な問いをテーマに書かれている本があります。
病名や症状よりも、体の状態を見るからです。
風邪などはその最たるもので、ひとつの破壊と、建設へのプロセスを見定めていくことに集注します。
そこで重要になるのはその人のもっている体力となるため、普段から体力を養う方向へ整体操法を行なっていきます。
「ヒトはなぜ病気になるのか」
そんな素朴な問いをテーマに書かれている本があります。
生物学出身の著者は、正常と異常という二項対立のレッテルづけに違和感を感じたといいます。
本書を読んでもその問いへの直接的な答えは見つかりません。
語られているのは生物学や人類学のことがほとんどだからです。
本書を読んでもその問いへの直接的な答えは見つかりません。
語られているのは生物学や人類学のことがほとんどだからです。
しかし生物学や人類学的見地から病気を見つめた時、
病気が少し違ったものに見えてきたならば、
生きていることに新たな実感が持てるかもしれません。
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