六歳の姪が言います。
「なになに?」と私
「あのね、
”うんてい”を一段抜かしで全部出来たら、
素敵なアイドルになれるのよ!」
秘密を切り札にして大喜びの姪、
アイドルの意味も分からないまま、
何やら喜び始める三歳の娘、
たとえアイドルになれても
誰にも喜んではもらえない私
互いに何も共有しないまま、
何かを共有していつも遊んでおります。
しばらく遊んでるとまた
「そんなこと言ってると、秘密を教えてあげないわよ!」
とへそを曲げる姪
「なになに?」と私
その先は同じ展開
すでに聞いた秘密で何度でも遊びます。
子どもの頃にありがちな秘密の切り札。
大人になっても多々ありますが、
同じ秘密で何度でも遊べるのは子どもだからでしょう。
だから再び
「そんなこと言ってると、秘密を教えてあげないわよ!」
と始まります。
「教えて~~」と今度はつかまえてみます。
「だめ~~」と逃げる姪
「きゃっきゃっ~」と後に続く娘
「教えて~~」
「だめ~~」
「教えて~~」
「”うんてい”を一段抜かしで全部出来たら、
素敵なアイドルになれるのよ~~」
姪の息が切れはじめます。
「でも教えて~~」と、かぶせてみます。
「やっぱだめ~~」
「きゃっきゃっ~」
いつのまにやら家中を追いかけっこ
もう何が何だか分かりません。
こういう時に”呼吸で遊んでる”と感じます。
大人になるとなかなかこんなことで楽しめません。
呼吸が合ってくることよりも、
刺激の強さを求めることの方が多い気がします。
遊んであげると言いながら、
一番喜んでるのは私かもしれません。
お子さんのいらっしゃる方はどうぞお試しください。
うまく呼吸の中で遊べたら、
”童心”に帰れるのかもしれません。
「教えて~~」
「”うんてい”を一段抜かしで全部出来たら、
素敵なアイドルになれるのよ~~」
姪の息が切れはじめます。
「でも教えて~~」と、かぶせてみます。
「やっぱだめ~~」
「きゃっきゃっ~」
いつのまにやら家中を追いかけっこ
もう何が何だか分かりません。
こういう時に”呼吸で遊んでる”と感じます。
大人になるとなかなかこんなことで楽しめません。
呼吸が合ってくることよりも、
刺激の強さを求めることの方が多い気がします。
遊んであげると言いながら、
一番喜んでるのは私かもしれません。
お子さんのいらっしゃる方はどうぞお試しください。
うまく呼吸の中で遊べたら、
”童心”に帰れるのかもしれません。