2009年4月6日月曜日

前口動物と後口動物

【正反対?】
動物と植物という生物の大きな分け方があります。

静と動という
およそ正反対の印象があるこの分類。
アリストテレスの時代からすでにあるようです。



動物を大きく二分する前口動物と後口動物という分類があります。(これに含まれないものもあります)

これもおよそ正反対の印象を受けます。

かなり乱暴にその代表を挙げると

前口動物⇒昆虫
後口動物⇒脊椎動物

消化管の前後どちらに口があるかで分かれております。

われわれは?

人間は後口動物
後ろに口を作った部類です。

何となく口が肛門に思えてくるのは私だけでしょうか。

趣味的考察

遺伝子発現上の細かな機序は私には理解できません。
発生途上の形態を多少は勉強しますが、素人ですので専門家には及びません。

ここから先は私個人の趣味的考察です。

原口(げんこう)

多細胞生物の初期において、初期の口「原口」が作られます。
袋状になることで栄養を一定時間貯留するようになりました。
原口から中に栄養物を取り込み、原口から排泄します。

その後、もう一つ開口部を作るものが現れます。

一方は入口を新設し、取り込みを行います。
(後口動物⇒脊椎動物)

一方は出口を新設し、排泄を行います。
(前口動物⇒昆虫)

こうして消化器に前後が生まれ、消化管となっていきます。

ただたんに開口部が生まれただけですが、そこにある生命の指向性は全く別なものと私には思えます。

比較


 入口を作るということ 

栄養分を積極的に取り込もうとする働きと感じます。

・生活環境において、足りなかったのか?
・「もっと、もっと」という過剰な要求か?

いずれにしても

取り込み>排泄
という図式を感じます。

 出口を作るということ 

まま反対です。

・生活環境において、多かったのか?
・「減らせ、減らせ」という過剰な要求か?

取り込み<排泄
という図式を感じます。


その後の進化として

後口動物には大型のものが沢山おります。もしくはおりました。
恐竜、鯨、象、鮫

前口動物にも実はおります。
ダイオウイカ


海の中では比較が難しいのですが、陸上においては後口動物が圧倒的に多いようです。
また陸上で骨格を有するという条件を加えたほうが明瞭かもしれません。
(昆虫は外骨格、脊椎動物は内骨格とされております)


発生途上の形

・後口動物
原口を作るときも、後口を作るときも表面の陥入によって起こります。
口の中や肛門はおおむね皮膚が中に入ったものです。
(細かく言うと外胚葉性です)

・前口動物
徒然には調べるのですが、なかなか分かりません。分かったらまた加筆します。

指向性

後口動物のこういった指向性。

・取り込むために口を新設した。
・表面が中に入り込み開口した。

ここに私はどうしても思想性を加えてしまいます。

ほとんど前ふりの話ばかりですみませんが、以降はまた近いうちとさせていただきます。

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