整体の考え方のひとつに中心から末端を変える、というのがあります。
世間的に一番知られているのは、足裏マッサージや足湯です。
ちょっとやり方が違いますが、整体の中にも似たものがあります。
(詳しくはいずれの機会に譲ります)
末端の刺激が中心に伝わることで中心が変わる、というのは非常に面白い考え方だと思います。
通常、トレーニングと言われるものは、
腕を鍛えたら腕が変わる、
指を鍛えたら指が変わる、
そう考えます。
それでも足湯などが流行るわけですから、末端の刺激が中心を変える、と何となく受け入れているのだと思います。
それでは、末端に負担が掛かると中心に負担が掛かるでしょうか?
答えはイエスです。
指先の労働が思いのほか疲れるのはそのためです。
やはり体は全部繋がっているのです。
末端に出てきた症状は古い、というのがあります。
中心の負担が末端に及ぶまで時間が掛かる面があります。
指先の小さなシビレには歴史を感じます。
足の親指だけが冷える、ということもあります。
大きな症状に至らなければ、問題はない、というのもひとつの考えですし、
その通りのことは多いのですが、
整体指導者は小さな問題に、時に大きな問題を感じます。
誰もが体を強くしていくことを大切にしてほしいものです。
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