2009年11月30日月曜日

姪の秘密

「秘密を教えてあげる!」


六歳の姪が言います。

「なになに?」と私

「あのね、
 ”うんてい”を一段抜かしで全部出来たら、
   素敵なアイドルになれるのよ!」


 秘密を切り札にして大喜びの姪、

 アイドルの意味も分からないまま、
    何やら喜び始める三歳の娘、

 たとえアイドルになれても
   誰にも喜んではもらえない私

互いに何も共有しないまま、
何かを共有していつも遊んでおります。


しばらく遊んでるとまた

「そんなこと言ってると、秘密を教えてあげないわよ!」
とへそを曲げる姪

「なになに?」と私

その先は同じ展開
すでに聞いた秘密で何度でも遊びます。

子どもの頃にありがちな秘密の切り札。


大人になっても多々ありますが、
同じ秘密で何度でも遊べるのは子どもだからでしょう。


だから再び
「そんなこと言ってると、秘密を教えてあげないわよ!」
と始まります。

「教えて~~」と今度はつかまえてみます。

「だめ~~」と逃げる姪

「きゃっきゃっ~」と後に続く娘

「教えて~~」
「だめ~~」

「教えて~~」
「”うんてい”を一段抜かしで全部出来たら、
素敵なアイドルになれるのよ~~」


姪の息が切れはじめます。

「でも教えて~~」と、かぶせてみます。

「やっぱだめ~~」
「きゃっきゃっ~」

いつのまにやら家中を追いかけっこ

もう何が何だか分かりません。

こういう時に”呼吸で遊んでる”と感じます。

大人になるとなかなかこんなことで楽しめません。
呼吸が合ってくることよりも、
刺激の強さを求めることの方が多い気がします。


遊んであげると言いながら、
一番喜んでるのは私かもしれません。


お子さんのいらっしゃる方はどうぞお試しください。
うまく呼吸の中で遊べたら、
”童心”に帰れるのかもしれません。

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