前回アンパンマンの名前について四方山書きました。
今回はアンパンマンの顔についての四方山です。
いかにも中心に集まってます!!
という感じの、あの「鼻と頬骨」
強さや頼りがいを感じさせます。
ミッキーマウスなどでもそうですが、人気キャラクターの典型として「集まってる感」は重要です。
造作として言えば、目鼻が集まっていたり、強調されています。
バッタ物のキャラクター人形などが、なにか物足りなく見えることがありますが、こういう「集まってる感じ」が欠けていることがよくあります。
しかし分散系の人気キャラクターもあるののですから、人の嗜好とは面白いものです。
分散系のキャラクターは大抵、目鼻が離れています。
いわゆる癒し系という感じを受けます。
しかし分散しているなりに、中心を感じます。
これはこれで愛されるのがよく分かります。
分散系キャラは最近とみに増えました。
「ゆるキャラ」です。
それなりにまとまりを感じますが、ときに全く分からないものもあります。
何となく世の中の要求を感じます。
諸外国ではどうなんでしょうか?
話は戻ってアンパンマン。
頬骨の感じをもう少し。
整体では頬骨と腸骨が関連していると読みます。
腸骨が上がっている、つまりお尻が上がっている状態であれば、
頬骨も上がっている、と見ていきます。
アンパンマンの頬骨は、しっかりと上がっていて、
行動する力を感じさせます。
話は飛んで「半落ち」
数年前の映画です。
主役の寺尾聰さんの顔が印象に残りました。
頬が落ち、力ない表情です。
あれがもしも頬が持ち上がっていたら、
「半落ち」という印象にはならないと思います。
さすが役者さんです。
テレビをほとんど見ないので、近年の寺尾聰さんの頬骨を知らないのですが、若い頃の寺尾さんは頬骨が力強く上がっておりました。
「ルビーの指環」を歌う寺尾さんの頬骨が、幼心に印象的に残っております。
以上、アンパンマンの顔にまつわる四方山でした。
2009年8月3日月曜日
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