JR飯田橋、新宿寄りで降りる
改札を出て右へ下ると
外堀通りの向こうからは神楽坂の本通り
昔、花柳界だった頃
一般の人にはとても歩けないところ
だったらしい。
坂道を登りきってちょっと下ったところに毘沙門天。
その向かい側のビルの隙間、よく見ると路地。
初めての人にはなんだか通りにくい。
しかしそこが和可菜へと続く路地なのです。
細い路地は広がったり狭まったり、曲がりくねり、石畳の階段を下る。
このもどかしさがこれから始まる時間に序章を与えてくれる。
和可菜で整体を始めて一年余りとなりました。
昔物書きに憧れたこともあり、ここはとても落ち着くところです。
患者さんもそれを感ずるようで、遠くからいらっしゃる方もおります。
いつも使っている部屋は「桜の間」といい、入り口に二畳の控えの間があります。
ここで始めた頃は人も少なかったので、誰も来なければ考え事をして過ごそうと思っていました。
内弟子の頃、井本先生が考え事のために旅館に滞在されていた、というのを伺いまして私もやってみたいと思ったのも影響しています。
ありがたいことにすぐに人が増え、考え事をするほどの時間は取れませんが、いずれそのためだけに宿泊したいと思っております。
そのくらいここは落ち着いて仕事に向かえるところです。そんな目的をお持ちの方は利用されてみてはいかがでしょうか。
もちろん普通に泊まることも出来るようです。外国人が日本を感じられるところとして普通に泊まっております。
日本人であっても東京、神楽坂で懐かしい情緒に浸れるかもしれません。
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