2012年3月28日水曜日

風邪の経過

先週は長々と風邪を引いておりました。
その話を長々と紹介いたします。

整体における風邪の考え方の参考にされてください。


ニ日ほど、時々痢症活点が痛みました。
(痢症活点:腹部の肝臓辺りにある解毒の急所)
「何か中毒かな?」

と思ったのですが食べ物で思い当たるものはなく、
心理的なものが中毒になったのだろうと、
心の中を見なおして、思い当たるところを清算していきました。

合わせて背中を妻に取ってもらいました。
もの凄く痛かったです。
お腹で取ってもよかったのですが、
背中の胸椎9番の右側―肝臓の調子が表れるところ―が後ろに腫れたようになって、腰が決まらなかったのです。

妻も整体を勉強していたので、こういう時は助かります。
子供を生む前の彼女は肺が弱く、
指に力が掛からないので、
背中を捉えてもらっても大きな効果はなかったのですが、

子供を生んでからは少し肺が強くなり、
指も大分強くなりました。
他にも余計なところも強くなり、
肺が弱い時の可愛げとかそういうものもねこそぎ、、、、
あ、いやそういうボヤキは止めときましょう。

え~、妻のお陰で楽になりました。
そして翌々日くらいに、
胸椎7番が少し凸してきた気がしてきました。
ここはリンパの流れをあらわす処、どうにも調子が悪い、、

試しにリンパ体操で胸椎7番に力を集めてみました。
見事に集まりにくく、
集めるために組んだ指がはずれてしまいます。
「もしかして放射能かな?」
なにぶんホットスポットなのでそういうことを考えます。
どこか数値の高いところで影響受けたかな?
そんなことも思い、念のため家族にもやらせました。

そういえば妻はしきりに手首を掻いている。
痒いらしいのです。
私もリンパ体操後に手首が痒くなってきました。
7番が凸して手首が反らなくなってたんですね。
そんな状態が2日続きました。

そしてふと風邪の前兆を感じ、早めの養生をしました。
ほんとうはそんな必要もなかったのですが、
休める時間があったので、前倒しして休んでみました。

しかし翌日は更にだるくなり、
夜にはすっかり風邪に入ったのでした。
早めの養生何だったのか?
と我ながら情けない思いでした。
深夜には寝汗をかき、一度着替えをしました。

翌朝、布団が湿気ったので干したかったのですが、
あいにくの天気で布団は干せません。
押し入れに風を通しておきました。

一番つらい日となりました。
操法中は腰を使うせいか鼻が開くのですが、
一人終わるたびにまた鼻が詰まるのです。

隠そうとしても
「先生鼻声ですね?」
「そぼですで(そうですね)」

と、ごまかしようもないくらい鼻が詰まるのです。


つらい一日が終わり就寝。
後頭部に蒸しタオルを当てて熱を誘導しようかと思ったのですが、
経過のスピードが上がってきている気がしたのでやめました。
不要な刺激を加えると、かえって風邪が長引くことがあります。
深夜、熱がそれなりのスピードで上がってくれて、また寝汗。

翌朝、大体治っているのを感じる。
午前中、風邪明けの虚の状態を感じながら図書館へ。
本当は刺激を避けて少し休んだほうがいいのですが、
そうも出来ず、気をつけながら午前中を過ごしました。

〜風邪の長さや大きさにもよるのですが、
体が虚の状態の時は、一日程度休むのが吉です〜

夕方すっかり抜けたので通常に戻しました。
風邪を感じて正味三日かかりました。
よく考えたらまともに引いてたのは一日半なので
長くもなかったのですが、
初日に養生して早く終わらせようとしたので、
かえって長く感じられたのでした。
当てが外れると人間弱いものですね。

そういえば先日、友人のMさんが何かの話の折に
「それは期待していたからだよ
僕なんかなんにも期待してないからどうってことないよ」

と言ってました。
そういうことですね。
整体で長いこと来ているので、
風邪に対して期待過多になっていたようです。
少々の内省とともに、風邪が終わったのでした。

長々と最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

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