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治 ら な け れ ば 人 は 来 な い け れ ど、 治 す だ け な ら、 治っ た ら、 “ も う 来 な い ね ”
徳山道場の控え室だったと思う。
先生は当たり前のように仰った。 治療の向こう側… 治療の向こう岸… なにかそんな印象を受けた。
田舎では、 いくら高尚なことを言っても 治らなければ、 人は来ないのです。
著書の中でも語られている。
セミナーでも話されていた。 そしてこの一言が私を入門へと導いた。 受付が忙しい時、問い合わせの電話に出ることもたまにありました。 九分九厘紹介で来るので、整体の説明をすることはあまり無いのですが、時々紹介無しの問い合わせがありました。
ほとんどの方が
「それはそうですよね」となる。 しかしある人が 「長い人でどの位通ってるんですか?」ときた。 はた、と考えてしまう。 『30年以上です』とは言えない。 治らないじゃないか!となってしまう。 そうじゃない。でもそれを説明できない。 でもそこに、大切なものがあるのです。 結局どう答えたか、覚えておりません。 いまだ上手く説明できませんが、 ここに、井本先生の整体がある、と思っております。 『治っても通っています』 なぜ? 『健康管理のため』 そう言う患者さんは多い。 でもそれだけでは答えになっていない。
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